自律神経失調症

自律神経失調症:1万人の健康大事典

自律神経失調症

自律神経失調症というのはその名前のとおり、「交感神経」と「副交感神経」からなる自律神経のバランスが崩れることで発生します。
ただしその原因や症状はさまざまです。

また医者にいっても原因不明といわれることが多く、その点でも辛い病気といえるでしょう。
もっと怖いのは実は別の病気が隠れているのに安易に医者から「自律神経失調症」と診断されるケースもあるということです。

■まずはその主な症状を見てみましょう。
頭:頭痛
目:疲れ目 ドライアイ
耳:耳鳴り
口:口が渇く 味がわからない
喉:圧迫感
呼吸器:息苦しい 息切れ
循環器:動悸 めまい のぼせ 冷え
消化器:吐き気 腹部膨満感 便秘 下痢 
泌尿器:頻尿 排尿困難
関節:肩こり 力が入らない
手:しびれ
足:ふらつき
精神症状:不安感 イライラ 記憶力低下
※このほかにもさまざまな現れ方をします。

自律神経失調症の原因としてはストレスが一番考えられるようです。
ほかにも生活リズムの乱れもあるでしょう。
また女性の場合はとくにホルモンのバランスが崩れていることも大きな要因になってきます。
これらの原因が複雑にからみあって起こる自律神経失調症は対処療法もそれぞれ人によって違ってくるものです。

最近では自律神経失調症の治療に神経科、心療内科などの専門医を受診することが多いようです。
またそこで行われる治療法としては心理療法、薬物療法、理学療法などがあげられます。

薬物療法では自律神経調整薬、抗不安剤、抗うつ剤、睡眠誘導薬、ホルモン剤、ビタミン剤などを症状によって使いわけていくようです。

また漢方によって自然治癒力を高める方法も有効でしょう。
漢方は心療内科系のクスリに抵抗がある人(それ自体がストレスになるような人)でもチャレンジしやすい点がいいようです。

心理療法ではカウンセリングにより不安やストレスの軽減を目指します。軽い自己暗示による自律訓練法なら自分でふだんから行えるので試してみてください。

■自律訓練法
1、まずイスに座りラクな姿勢になり目を閉じましょう。
2、ゆっくりと深呼吸して心を落ち着けましょう。
3、そして両手がだんだん重くなるように意識してください。
4、同じ要領で両足が重たくなるように意識しましょう。
5、解除するには両手を握ったり開いたり、腕を曲げたり伸ばしたりしてみてください。
※結果として手足の温度が上がるようになるといいのですが、最初からうまくいくわけではないので焦らずに続けてみましょう。リラックスすることが大切です。

理学療法では指圧、マッサ−ジ、温熱療法などを使って体に出てきているさまざまな症状に対処。あわせて心理療法を行うのが望ましいでしょう。

信頼のおける医者と相談しながら、しっかりと納得の行く自分にあった方法を見つけて焦らずに治していきましょう。


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