風邪 かぜ 予防

風邪 かぜ 予防:1万人の健康大事典

風邪

風邪は万病の元、とよくいわれています。その一方、生まれてから一度も風邪をひいたことがない、という方にはなかなかお目にかかれないほど身近でポピュラーな病気でもあります。しかし、その実態についてはあまりご存知でない方も多いのではないでしょうか。

風邪は、さまざまな原因が引き起こす呼吸器の急性炎症性疾患の総称症状のことです。よく耳にする病名のように、ひとつの原因が引き起こした症状ではないため、『風邪症候群』と呼ばれています。風邪は接触感染で、その症状を引き起こす原因は、ほとんどがウイルスだといわれており、現時点で200種類以上のウイルスが報告されています。

ほとんどの場合、体力が落ちて免疫力が低下した部分にウイルスが入り込むことで炎症を起こし、風邪症状を引き起こします。つまり風邪をひく、ということは体のどこかの免疫力が低下しているという証拠でもあるのです。そのため、咳・痰・鼻づまり・発熱・頭痛・腹痛など、ご存知のとおり人によって症状もその重篤さもさまざまです。
また風邪症状によりさらに免疫力が低下するため、別の病気が発症してしまう可能性も……。やはり、風邪は万病の元なのです。

<風邪を予防するには?>

  • 規則正しい生活と食事
    免疫力をつけるためにも、必須です。
  • 湿度や温度を適温にする
    夏風邪は熱や湿度に強いウイルスが、冬風邪は寒さと乾燥に強いウイルスが原因となることが多いようです。室内の湿度や温度を適度に保つことで、ウイルスの増殖を防ぎます。
  • こまめに手を洗う
    手についたウイルスが口などから侵入するケースがほとんどなのだとか。マメに手洗いをするとよいでしょう。
  • マスクをする
    ウイルスをシャットアウトする効果はありませんが、マスクをすることで鼻やのどの粘膜の乾燥を防ぐため、免疫力低下を予防できます
  • うがいをする
    一度喉についてしまったウイルスを退治することはできませんが、喉の粘膜を清潔に保つことで抵抗力が落ちてしまうことを避けることができます。

<風邪をひいてしまったら?>

  • マスクをする
    喉の乾燥を防ぐとともに、ウイルスをばら撒かないためのマナーでもあります。
  • うがい
    初期症状の場合、殺菌作用があるうがい薬で収まる場合もあります。
  • 安易に薬に頼り過ぎない
    発熱時は、体内の免疫力がウイルスと戦っている証拠です。強制的に熱を下げることがウイルスの増殖を促し、長期化する可能性があります。
  • 体力を消耗しないよう、しっかりと休養する
    入浴は体力を消耗させてしまうため要注意です。休養を充分にとることで、本来の免疫力が回復します。
  • 水分補給
    体内の水分が不足すると、抵抗力が低下します。イオン飲料や緑茶などがよいとされています。
  • ビタミンをとる
    免疫力を高める栄養素はビタミンA、ビタミンC、ビタミンEです。にんじんやブロッコリー、ナッツ類がそれらを含んでいます。また、これらの栄養素を日常的にとることが予防にも繋がります。

上記は、普段健康な方で、軽い症状の場合です。もちろん、3日以上の高熱、膿んだ痰や鼻汁、扁桃腫が腫れた、耳や鼻の痛み、持病がある方などは、早めに医療機関にかかったほうがよいでしょう。
ちなみに、インフルエンザは「インフルエンザウィルス」が引き起こしており、空気感染します。急激に発熱する、全身が痛いなどの症状がある場合は、早めに医療機関で治療を受けてください。


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