高血圧・高血圧症の症状・食事・予防・治療

高血圧・高血圧症の症状・食事・予防・治療:1万人の健康大事典

高血圧

健康診断などで「高血圧です」と言われたら、ドキリ、としませんか。それは、高血圧であること自体が健康を脅かす原因であることを知られているからです。とはいえ、健康診断で気がついた……という方よりも、ある日突然、脳卒中などで倒れてから初めて自分自身が高血圧であったことを知る人も少なくありません。

では、実際のところ、高血圧とはどんな症状を指すのでしょうか。

<高血圧とは>

  • 最高血圧が140mmHg以上、あるいは最低血圧が90mmHg以上
  • 上記の数値が繰り返し算出された場合「高血圧症」と診断される

<高血圧症の種類と症状>

主な症状…無自覚な場合が多い。頭痛、めまい、耳鳴り、のぼせなどが現れる人もいる。

  ●「本態性高血圧症」

  • 病気など、直接的な原因が不明なケースを指す。
  • 高血圧症の90〜95%以上が本態性高血圧症だと言われている
  • 遺伝や生活習慣が発症に大きく関与
    生活習慣病と言われている

  ●「二次性高血圧症」

  • 体内に、病気など血圧が上がる原因があるケースを指す
  • 腎臓病や内分泌系の異常が発症に大きく関与

<高血圧症が慢性化したら?>

弾力性があるはずの血管に常に緊張を強いることになり、次第に厚く硬くなる。
また、心臓は常に高い圧力をかけ続けなければならないため、大きな負担が。
→血管が破れやすく、もろくなる。

以下の病気を発症しやすくなります。

  • 脳出血、脳梗塞
  • 動脈硬化、心肥大、大動脈瘤、心筋梗塞、心不全、狭心症
  • 眼底出血、腎硬化症、腎不全

<高血圧を日常生活から防ぐ>

  • 塩分、アルコール、高カロリーな食事を避ける
  • 長時間歩くなどの有酸素運動を心がける
  • 室内、室外の気温差が開き過ぎないように心がける
  • 入浴はぬる目のお湯にゆっくりと
  • 十分な休養をとり、規則正しくストレスがない生活を心がける
  • 太りすぎを防ぐ(BMI値[体重(kg)÷身長(m)2]が、27以上の人はダイエットを行う)

<高血圧を食事で防ぐ>

  • 加工食品、ファーストフード、漬物は控えめに
  • 味噌、しょうゆ、塩、化学調味料の使用を控える
  • 汁物の汁を減らす、ラーメンなどの汁は飲まない
  • カリウムや食物繊維の多い食品を意識してとるとよい

病院で「高血圧症」と診断された場合は、必ず医師の指示に従い、治療を受けることが大切です。基本的には生活・食事指導が行われ、症状が重い場合は降圧薬が処方されることが多いようです。医師が処方した薬は、勝手に量を変えたり飲用をやめてはいけません。必ず医師の指示に従って治療を行ってください。ちなみに、薬を飲めば治るというものではありません。生活・食事療法は続けたほうがよいでしょう。

高血圧のことを、「サイレントキラー」と呼ぶこともあるのだとか。
高血圧は、慢性化すればするほど血管の衰えを早め、体を蝕んでゆきます。日常的に自分の血圧を知り、自分自身が、他の誰でもない自分自身を管理してゆかねばならないのです。


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