口臭

口臭:1万人の健康大事典

口臭

いまや様々な消臭用品やデオドラント用品が開発されており、身の回りからどんどんニオイが消えていくような気がしてきますね。
ただそんな状況からか、自分のニオイがとても気になるという人が増えています。
人のニオイの代表的なものには、口臭、体臭、加齢臭があげられます。

ここでは口臭について取り上げていきましょう。

<口臭の原因>

普段私たちの口の中は、唾液の殺菌力によって雑菌の増殖が抑えられ、口臭が起こらないようになっています。しかし、ときとして唾液の分泌が低くなると、口の中に雑菌が増え、口臭が発生してしまうのです。

例えば、朝起きたときには誰でも口がにおいますが、それは寝ている間は唾液の分泌量が減って口の中の雑菌が増えているためです。また、朝食を抜いたり、規則正しい食事がされていない場合にも唾液の分泌量が減ってきます。

具体的な口臭の原因には以下のものがあります。

  • 口やのどが渇いているとき、空腹時、また緊張時
    唾液の分泌量が減って雑菌が増えてきます。
  • 歯垢や歯石
    歯の表面に付いた白くて柔らかい物質を歯垢といいます。これらは口の中の食べかすをエサにして増殖した細菌の塊です。また、歯磨きをしないで歯垢を放置しておくと、唾液に含まれるカルシウムを吸着して石灰化します。これが歯石です。歯垢から2日程度で簡単に歯石に変わってしまいます。
    歯垢や歯石は、虫歯・歯周病の原因でもあり、口臭を発生させます。きちんと歯磨きをしていても、年齢とともに歯垢や歯石は付いてきます。定期的に歯医者などで歯石を取ってもらうようにしましょう。
    また、歯にかぶせた銀歯や金歯などに食べかすがつまって虫歯や歯周病をおこすこともあります。
  • 胃腸の病気による口臭
    虫歯・歯周病に並んで口臭の原因として多いのが胃腸の病気です。胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などになると、消化不良を起こし、食べたものが胃の中で異常発酵します。そこからニオイが発生します。胃腸の病気が原因の口臭は、卵の腐ったようなニオイがするのが特徴です。
    これらの胃腸の病気の原因としては、ストレス、睡眠不足、食べすぎ飲みすぎ、偏った食事、便秘などがあげられます。
  • 肝臓の病気による口臭
    正常な肝臓は、ニオイ物質を分解する働きがあります。ところが慢性肝炎などで肝臓の働きが落ちてくると、ニオイ物質を分解しきれずに口臭や体臭になってしまいます。においはネズミ臭、カビ臭などといわれます。
  • 糖尿病による口臭
    糖尿病になると、口の中の唾液が不足し、雑菌が増えて口臭が強くなります。

<口臭への対策>

  • おしゃべりをする
    ずっと黙って口を閉じていると、寝ているときのように唾液の分泌が低下し雑菌が増えてきます。ですので、ずっと黙っていた後に、誰かに急に話しかけられたとき、口がにおうかもしれません。
    適度なおしゃべりを心がける、または口を開いて運動するなどの工夫をしましょう。
  • 朝食をきちんととる
    朝起きたときには、唾液の分泌は低くなっています。そこで朝食をきちんととって口や舌をよく動かすことで、唾液がしっかり分泌され口臭予防につながります。
  • 食後に口臭予防効果のあるものをとる
    食後にフルーツや緑茶、紅茶をとると口臭予防になります。焼き肉などの脂分の多い食事の時には、柑橘類やパイナップル、牛乳などが効果的です。
  • 梅干を食べる
    梅干は強力な殺菌作用を持っているので、口臭や体臭を減少させます。
  • こまめに水分をとる
    口の中が乾燥すると、雑菌が増えて口臭につながります。こまめに水分をとることで口の中を潤わせることができます。
  • 健康食品で補助する
    飲むとバラの香りがするバラのエキス入り錠剤などの健康食品を飲むと口臭が緩和されます。坑酸化作用のあるビタミンや美容効果のあるオリーブオイルなどが含まれているものもあります。

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