痛風
「通風」とは風が吹いても痛いということから命名された病気。
その通りに罹患すると強烈な痛みを伴うものです。
しかしそれは一時的なもので歩けないほどの痛みですが、一週間ほどでおさまります。
そしてまた半年後くらいに同じような痛みが発生するという発作的な症状を示すようです。
しかもそのままにしておくと、だんだんその発作の感覚が短くなっていく恐ろしく痛い病気。
それと同時に痛みはないものの腎機能障害(腎不全)を起こすことがあります。
こうなると糖尿病などの合併症の心配もでてくるでしょう。
通風の原因とされるのが「尿酸」。
この尿酸を多量にためてしまうと通常は液状になっているものが針状の結晶になり、体のあちこちに付着。
それが関節などに着いた場合に激しい痛風発作を起こすと考えられています。
尿酸を増やしてしまう要因としてあげられるのがアルコールの多量摂取。
また遺伝体質、肥満、ストレスなどもあげられるでしょう。
そして高カロリーの食べ物の摂り過ぎも大きな要因です。
中でも尿酸がプリン体を分解してできるために、プリン体を多く含む食物には注意してください。
■プリン体の多い食物
するめ、エビ、にぼし、いわし、大豆、あじ干物、肉のスープなど。
■プリン体の少ない食物
穀類、パン、いも類、牛乳、チーズ、かまぼこ、鶏卵、野菜類、豆腐など
ただ多い食物を絶対に食べないというわけでなく、食べたときにプリン体の排泄や代謝を促すことができればさほど気にしなくてもいいようになりました。
とくに日本人の場合は上手に尿酸を体外へ排出することができずに通風になる人が多いと言われています。
この対処療法としては水分を多くとったり、利尿作用のあるものの摂取を心がけるといいでしょう。
また尿をアルカリ化することでも尿酸が少なくなるので尿アルカリ化食品を多く摂取することも有効です。
■尿アルカリ化食品
ほうれん草、ごぼう、さつまいも、にんじん、ひじき、わかめ、こんぶ、バナナ、じゃがいも、大根、なすなど。
これらの排出促進は通風の日ごろからの予防となります。
が、すでに痛みが出ている状態の時には救急手当てとして、まず冷やすこと。
そのさいにマッサージなどはしてはいけません。
もちろんアルコールの摂取もいけませんし、アスピリン系の痛み止めも逆効果です。
それらに気をつけてすみやかに医師を受診をしましょう。
診して痛みがひいたからといって、また元の生活に戻らないようにしてください。
肥満予防の運動を生活の中に取り入れ、バランスのよい食生活をして、暴飲暴食を避けることが何よりの予防といえそうです。
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